the GazettE

アルバム

the GazettEについて

ビジュアル系もヘヴィロックも飲み込み、独自の進化を遂げたハイブリッドなロックで特異な存在感を放ち続けているthe GazettE。前身バンドを経て2002年に結成し、翌年にはRUKI(Vo)、URUHA(G)、AOI(G)、REITA(B)、KAI(Dr)というメンバーになった。インディーズ時代は、アンダーグラウンドなジャパニーズハードコアやヘヴィメタルの激しさや毒気が充満したサウンドに、さまざまなメタファーを盛り込んだ歌詞やビジュアルの世界観によって、異端として評価された。しかし、2006年のアルバムでメジャーへと移行する中でそのサウンドは洗練とともに、より幅広いアプローチを行い、バンドの可能性を広げていった。the GazettEはタイプの異なるツインギターを擁し、エレキギターやアコースティックギターでテクニカルで壮大なバラードを生み出す。また、柔軟性の高いリズム隊だからこそのヒップホップやラップメタルのニュアンスをくんだストリート感のあるアレンジも光る。特に2011年の5作目のアルバム『TOXIC』からは、ビジュアル系ファンのみならずロック、ラウドファンの耳をつかむように音の威力を上げた。ドロップチューニングのヘヴィなリフや、重厚だが切れ味の鋭いビート、そのアンサンブルを際立たせるモダンなプロダクションは、続くアルバム『DIVISION』(2012年)、『BEAUTIFUL DEFORMITY』(2013年)にも反映。2013年には7か国を回る初のワールドツアーを成功させ、その後も規模を拡大したワールドツアーを行っている。先鋭的なサウンドを導入しバンドの血肉としながら、5人の根幹にあるシニカルで一筋縄では行かない感覚が、サウンドや曲に妖艶な陰影をもたらしている。

出身地
Tokyo, Japan
結成
2002年1月
ジャンル
ロック

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アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ